Libertango

アルゼンチン・タンゴの改革者でもあるアストル・ピアソラの作品。日本ではチェロ奏者のヨー・ヨー・マの演奏がCMに使用され大ヒットしました。曲名の「リベルタンゴ」はリベルタ(スペイン語で自由の意味)とタンゴの合成語です。(エレクトーン誕生40周年記念アルバム 解説より)
この説明で曲がわかるかなあ。おそらくわからない人が多いと思うけど、聞けば絶対知ってます!この曲を聞いて、なんかこの場面を想像したんで・・・。それぞれの想いが交わる空中庭園・・・。


空中庭園

久々にレムオン邸に戻ると、珍しくレムオンがいました。

レムオン「あ、ああ、ミネルヴァか。ティアナから手紙が来てな。今から王宮に行くところなのだ。」

レムオンは私にその手紙を見せてくれました。そこにはこう書いてありました。

・・・ご相談したいことがあるのです。本日、空中庭園でお待ちしています。ティアナ・リュー

レムオン「・・・お前にも、一緒に来てほしい。俺はお前の前でしか、ティアナと話したくないのだ。」

ミネルヴァ「わかったわ。私も行く。」

レムオン「では、王宮の空中庭園に行くぞ。」

ちょっと複雑な心境だけど、一緒に行くことにしました。

空中庭園に着きました。ティアナ王女はまだ来ていないみたい。

レムオン「ティアナは・・・まだのようだな。」

そこに、一人の男がずかずかとやってきました。あれって、ゼネテスかな?

ゼネテス「空中庭園まで来たのはいいが・・・。な〜んにも、ねぇな。すごい悪のニオイがしたのにな。」

レムオン「・・・ゼネテス?」

ゼネテス「レムオン?こりゃおもしろい。おい、お前がこの手紙の主か?」

ゼネテスはレムオンに手紙を見せました。私も見たかったけど見ちゃいけないと思ってガマンしました。レムオンはかなり興奮気味にこういいました。

レムオン「だっ、誰が貴様などにラブレターを出すものか!!」

ですって!思わず私はその場で笑っちゃった。

ゼネテス「冗談だ、エリエナイ公。そんなに怒ってちゃダメだぜ。もっと、人生楽しまないとな。それよりも、エリエナイ公。ミネルヴァは俺の大事な友だ。手を出すのはやめてもらおうか。」

へぇ〜。この前ネモにゼネテスのこと聞いたんだけど、まだ「友達未満」っていわれたのに。いつのまに友達になったんだろう?でも、一緒に戦った仲間だもん。それくらい思ってくれて当然よね。

レムオン「手を出す、だと?だ、誰が実の妹に手を出すか!だいたい俺は、総司令殿とは違って女性関係は潔癖なのだ。そういう警告は無用だ。」

ゼネテス「だからこそ、言ってるんだよ。女の扱い方も心得ていないような奴にミネルヴァといる資格はない。特に、手を伸ばせば届く幸せにさえあれこれ理屈をこねて、手を出さない。臆病な手合いなら、なおさらだ。」

レムオン「・・・何が言いたい!?」

ゼネテス「冗談だ、エリエナイ公。どうやら、お前さんもおびき寄せられたようだな。」

この二人・・・お互い嫌っているんだ・・・。たぶん、ティアナ王女のこととか、私のわからない過去を含めて・・・。私はレムオンの気持ちを知ってるから、あんまりいじめないで欲しいって思うんだけど・・・。

そんな会話をしてるうちに、ティアナ王女とアトレイア王女も空中庭園に現れました。アトレイア王女はなんとなく元気がないみたいです。

ティアナ「ファーロス総司令。どういうおつもりなのです?こんな所に呼び出すなんて・・・。・・・ミネルヴァ様?それにレムオン様も・・・。」

なんか、話が変ね〜。ティアナはゼネテスに呼び出されたってこと?ゼネテス宛の名無しの手紙といい、誰がこんなコトしたのかしら?

レムオン「・・・ゼネテスに呼び出された、だと?」

ゼネテス「・・・ってことは、お前さんはティアナに呼び出されたわけか。フフ、かわいいとこがあるもんだな。」

レムオン「何が言いたい!」

ゼネテス「だから、さっきから言ってるだろ?俺たちは全員、罠にハメられたんだって。そら、今回の罠の仕掛け人のご登場だ。詳しいことは奴から聞いてくれ。」

突然あたりに変な煙が出てきました。この雰囲気って確か・・・。

シャリ「フフフッ。ようこそ、みなさん!闇の王女のための血の晩餐会へ!」

やっぱり!エステルやアトレイア王女の近くに現れてきたシャリだ!こいつ、ほんとに気に食わない奴なんだよね。

レムオン「お前は、シャリ!?道化め!どういうつもりだ?」

シャリ「フフ、道化か・・・。道化ってのはね、神の用意した運命に翻弄される君たちの方だよ。僕が、そのこっけいすぎる運命を完璧に終わらせてあげるよ。闇の王女とその神によってね。」

闇の王女とその神?一体なんの話なのかしら?

ゼネテス「気にいらねぇゴタクだな。何様のつもりだ?」

シャリ「僕は、破壊神の復活を目論む秘密結社、システィーナの伝道師のひとり、東方の博士、シャリ。このお城のすべての人間の命を闇の王女のための血のいけにえに捧げるにあたって・・・ゼネテス、そしてレムオン。君たち、闇の王女の神に刃向かう運命を秘めたる者たち・・・そして、ミネルヴァ、無限のソウルの資質を持つ者を、第一に、捧げよう。フフフ。出ておいで、タルテュバ。君の願い、かなえてあげるよ。君の嫉妬心を力に変えてあげる。心の闇を解放して怪物になりなよ。そして、憎いゼネテスとレムオンをティアナの前で八つ裂きにするといい。」

タルテュバ・・・そういえば、この前ここで二人が話してたわね〜。そのことかな?

タルテュバ「くっ、くっ、クズめ、クズめ!俺が、俺が英雄になるべきだったのに・・・、どいつも、俺のことを認めないで・・・!」

ゼネテス「・・・お前さんのことを一番認めてないのはお前さん自身だ。そして、一番に認めてやるべきだったのもな。完璧でなくても認めてやるべきだった。自分であることすら恐れている奴が英雄なんかには、なれやしない。

タルテュバ「俺のことをいつもバカにしやがって・・・!全部、全部、全部!お前のせいだ!ぶっ殺す!ぶっ殺す!ぶっ殺す!!」

そういうと、タルテュバは怪物に変身しました。強そう〜。

ゼネテス「ヤバそうだね、こりゃ。理性も何もトンじまってる。俺が目当てだったことも忘れてるな。・・・みんな逃げろ!ここは俺とミネルヴァでなんとかする!」

えっ?私も戦うの?まあ、ゼネテスがいればなんとかなると思うけどね。

ティアナ「いいえ!私はここに残ります!私には王女としての責任があります!」

ゼネテス「人間には生きる義務ってモノもある。行け!」

ティアナ「い、行きません!私!」

そこでタルテュバは何を思ったのか、ティアナ王女のところへ攻撃してきました。一瞬の出来事だったから私はタルテュバを止められなくて・・・。ゼネテスはティアナ王女をかばって怪我をしてしまいました!

ゼネテス「くっ!」

アトレイア「・・・ゼネテス様!」

一連の出来事を見てショックを受けたアトレイア。その様子を見たシャリはすかさずアトレイアのところへかけより何やら吹き込んでいます。

シャリ「おやおや、彼は、ティアナ王女をかばったねぇ、アトレイア・・・?くすっ。」

ゼネテス「いい子だ・・・、こっちだぜ・・・、ほら・・・。」

シャリ「その上、命がけでタルテュバの注意を引きつけてるよ。大したモノだね、光の王女様は・・・。・・・誰にも相手にされない君なんかと違って・・・。くすくす。」

ゼネテス「へへ・・・、思ったよりいいパンチをもらったよな・・・。カッコ悪いが、動けねぇ・・・。来いよ・・・。タルテュバ・・・。命と引き替えに、とびっきりのカウンターを決めてやるぜ・・・。」

ティアナ「いやあぁああ!」

ミネルヴァ「レムオン!さすがにこれはちょっとヤバいんじゃない?一緒に戦って!

レムオン「くっ、ミネルヴァ。いくぞ!!」

私はレムオンと一緒にタルテュバと戦いました。以前に一緒に戦ったときよりもずっとレムオンは強かったです。まあ、私も強くなったんだけどね。それにしても、ゼネテスが不意打ちとはいえやられた相手を、一撃でやっつけちゃうレムオンって・・・すごすぎ。

エリス「あの力・・・?フフ、そういうことか。今日は新月であったな。」

レムオン「・・・・・・・・。」

ミネルヴァ「どうしたの?ゼネテスを何とかしなきゃ。」

ティアナ「ゼネテス!ゼネテス!!しっかりしてください!ゼネテス!!」

ゼネテス「・・・るせぇ・・・な・・・。聞こえてるぜ・・・。」

ミネルヴァ「よかった。死んでないね。」

ゼネテス「・・・騒ぐことはねえ。生きてるよ。生きてるのが・・・好きなんでね。」

ティアナ「とにかく、じっとしていてください!すぐに人を呼んで運ばせます。」

そういってティアナ王女は空中庭園から出ていきました。

ミネルヴァ「ゼネテスも大丈夫みたいだし、なんとかなったね。・・・どうしたの?レムオン。」

レムオン「甘っちょろい冒険者め!これが私の破滅につながるのだぞ・・・!」

ゼネテスにこういってレムオンは出ていってしまいました。どうも、さっきの戦ってる姿をエリス王妃に見られたのが原因のようです。なんか、レムオン変になっちゃたのかな〜。

ゼネテス「・・・このことを知った叔母貴が動き出す。やっこさんの秘密を守れるのは、お前さんしか・・・いない。」

ミネルヴァ「・・・うん。」

秘密?レムオンの秘密って、一体どんな?私の頭の中には「?」がいっぱい浮かんでいました。ゼネテスはその秘密の内容を知っているのか、それさえも私にはわかりません。


このイベント、4人いるから4パターンあります。
ゼネテスティアナアトレイアヴァージョンもどうぞ。

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