| 私の名前はミネルヴァ。このノーブルの町に住んでいて、ボルボラの暴政に反抗しようとしています。今日はいつものように、黄金色に輝く畑のところへ行くつもりでした。その途中、ボルボラの手下に出くわしました。 ならず者「ちっ、相変わらずスキのねえ女だ。ボルボラ様がどうしても手下にしたがるのも道理だな。お前がいつもここから畑に行くんでここで待ち伏せていたのさ。ドンピシャだったな、へへ・・・。代官ボルボラ様にたてつくミネルヴァ!死んでもらうぜ!」 こんなこと、日常茶飯事だったから、いつものようにならず者と戦いました。口のわりには弱いんだよね。 ならず者「あわわ!ゆ、許してくれ!あの悪代官ボルボラの命令で仕方なく来ただけなんだ!そ、そうだ!俺もお前と一緒に悪代官ボルボラと戦うよ!あいつは悪い奴だ。そうだろ?ボルボラは重税をかけて私服を肥やし、ゴロツキや怪物を飼って逆らう奴を痛めつけてる・・・悪い奴だぜ!へへ・・・、俺も心を入れ替えるよ。だ、だから許してくれよ!な、な、ミネルヴァ!?(へへ・・・、俺はオトリよ。後ろから仲間が狙っているとはよもや気がつくめえ。へへ・・・。)」 私はもうひとりの奴にまったく気がつかなかったんだけど、私がやられる前に、誰かが助けてくれました。ふう、助かった。 フリント「こっそり後ろからねらうのはあまり感心しませんな。代官の配下の方。」 ならず者「ひっ、ひいい!お、おぼえてろよ!」 ならず者は逃げてしまいました。まったく、ああゆうやつらって、口だけ達者なんだよね。 フリント「やれやれ、お仲間を置いていくとは薄情なお方だ。そう思われませんか?ミネルヴァさん・・・、悪代官ボルボラに立ち向かう者を率いる勇敢な少女。」 ミネルヴァ「なんでそんなこと知っている!!」 フリント「誤解を招くセリフでしたかな?私はフリント。ただの旅の商人です。そう構えていただかなくても結構ですよ。少なくとも、あなたの目的のお味方のつもりです。ご安心なさってください。」 私はフリントさんがなんで反乱の事を知っているのか疑問に思いましたが、畑に向かおうとしました。 フリント「あなたたちの打倒ボルボラの活動が実を結ぶことを祈っていますよ。」 ミネルヴァ「・・・ありがとう。」 それだけ言って、畑へ向かいました。 フリント「ミネルヴァ・・・。いい目をした少女だ・・・。反乱は予定より早く起こりそうですな。」 黄金色に輝く畑・・・父さんの遺してくれた畑につきました。ここへくると、どんなにつらいことがあっても忘れさせてくれる・・・。心が和むのです。私にとっての安らぎの場所・・・。そこへ、聞きなれた声が響きました。 チャカ「姉ちゃーん!」 私の弟で、今では唯一の家族。両親を亡くしても今までがんばってこれたのは、チャカがいたからかもしれない。普段は生意気だって思っちゃうけどね。 チャカ「・・・また、父さんの遺してくれた畑を見てたんだね。ボルボラなんかに負けるもんか!絶対、あいつの横暴から町を・・・父さんの畑を守ってやる!あ、そうだった!仲間にノーブルの森で集まるよう伝えてきたよ。それから、頼まれてた元気の薬。渡しとくぜ、姉ちゃん!」 ミネルヴァ「さんきゅー。」 農場働きの男「ああ、わしの畑がああ!あああ、誰か!誰かあ!」 チャカ「また、ボルボラの手下だ!」 ミネルヴァ「さあ、行こう!!」 チャカ「うん、姉ちゃん!いこう!」 駆けつけるとボルボラがまた悪さをしていました。 農場働きの男「ああ!ボルボラが、わしの畑をメチャメチャに・・・!助けてくれ、ミネルヴァ!」 ミネルヴァ「ああ、なんとかする。」 チャカ「やめろ!!ボルボラ!」 先に駆けつけたチャカはボルボラに蹴り倒されました。もう!いつもながらなんてことするんだ!! ボルボラ「くっ、またミネルヴァとそのかわいくねえ弟か!今日こそぶっ殺してやる!」 チャカ「けっ!!そのセリフ聞き飽きたぜ!いつになったら殺してくれるんだよ!」 ボルボラ「ゲヘヘ、今日だって言ったのが聞こえなかったのかア?オラ、来やがれ!お前ら姉弟も他の奴らみたくおとなしくしてりゃ、こいつに食われずにすんだろうにな!これが俺に逆らう奴の末路って奴だ!今度会うときゃ地獄だな!あばよ、ミネルヴァ!」 ボルボラは改造ナメクジをその場に残して去っていきました。こいつをやっつけなければ私たちに未来はない!でも・・・ちょっと強そうだわ・・・。 チャカ「くそっ!ボルボラめ!こんな奴に食われてたまるか!」 そこへ、誰かがやってきました。 レムオン「おい、女、助太刀してやる。」 私とチャカと通りかかった旅人らしき人で改造ナメクジをやっつけました。彼がいなかったら私たちやられていたかもしれなかったわ。感謝しなきゃね。 チャカ「やったぜ!ボルボラご自慢の戦闘モンスターをやっつけたぜ!!」 レムオン「リベルダム製の戦闘モンスターか。なぜ、こんな所に・・・?」 チャカ「ここの領主は大貴族のリューガ家だ。ノーブルなんて小さな田舎町、貴族のボンクラ領主は見ちゃいない。それをいいことに代官のボルボラはこの町でやりたい放題だ。重税をかけて私服を肥やし、そして貯めこんだお金であの戦闘モンスターを買ったんだ。だから誰も奴に逆らえなかったけど、その戦闘モンスターをやっつけた今、奴の天下も終わりさ!このことを聞いたら、みんな、きっと喜ぶぜ!ボルボラを倒すのは今だってな!」 レムオン「みんな?」 チャカ「あ!」 ミネルヴァ「チャカ!余計なことまで言うな!!」 チャカ「な、なあ、姉ちゃん!この人は腕も立つし、味方になってもらおうよ!ノーブルの森での会合にこの人にも来てもらおうぜ。」 ミネルヴァ「ダメ!!!絶対に!!!」 レムオン「・・・女。だいたいの察しはついた。この地の代官を倒す相談か?お前は反対のようだが、その会合、俺も出させてもらう。いいな、女?」 チャカ「女、女って呼ぶな!姉ちゃんにはちゃんとミネルヴァって名がある!」 レムオン「それは失礼した、ミネルヴァ。俺の名はレムオンだ。ノーブルの森とは町の門を出てすぐの、あの森だな。では、門で落ち合おう。」 そう言ってレムオンは去ってしましました。もう、なんて勝手な人なの!!チャカが余計なことを言うから・・・。計画がバレたらどうするのよ!でも、知られてしまったら仕方ないか・・・。結構強し、頭もよさそうだけど何者なのかしら? チャカ「じゃあ、しっかり用意して集合だ。ノーブルの森にはモンスターも出るしさ。」 ミネルヴァ「うん。」 私たちはいったん解散しました。 |