March 2004 in Italy.

2004.03.08

ローマ2日目だというのに、依然として雨が!!

これはなにかの罰なのだろうか…と深刻に落ち込みかけていたら晴れてきた。

Vatican City (バチカン市国) にある Piazza San Pietro (聖ピエトロ広場) へ行く。

広場の噴水をぼうっと眺めていたら、突然光が差してきて

辺りが輝きだす。

濡れた石畳の地面も、つやつやと濡れて光っていた。

広場の中心に立つオベリスクはエジプトから持ってきたものらしい。

ローマ市内にはいたるところにこういうオベリスクが何気に立っているし

イギリスの大英博物館を見たときも同じことを感じたが

ミイラとか柱とか…実際に持ってきてしまうところが本当にすごいと思う。

かかった金とか労力とかを考えるとめまいがするくらいだ。

別に悪気はないのだろうが、たまにあまりにその場所が遠いせいで

ある地域に住む人たちのことをよく知らないまま

うっかり差別発言をしてしまうヨーロッパの人たちに結構会うし

やはりアジア人は対等に見られていないなあという場面もかなり多い。

相手のことをよく知らないと割と平気で残酷なことができたり、軽く扱ったりするのは世の常だと思うけれど

そういうことは別に今に始まったことではないなあ、というのは

こういうものを見るたびに思うことだ。

別に私は世界情勢に詳しくないし、問題を分析したりする立場にないけれど

人間がもともと持ち合わせている残酷な側面については、普通にこうして街を歩いたり

生活している中でも目の当たりにする場面がいくらでもある。

その性質自体を知ることだけでも意味はあるように思えるし、

今後の自分の振る舞いなどにも絶対影響するので

ますますものごとについては、できるだけ自分でその場所へ行き、そのものに触れて

しっかりと見ようと思った。

幸い私には一人で旅行をするだけの最低限の力があるし、お金と渡航の自由もある。

私の人生設定が、そういうことを許す環境になっているし

ある意味与えられた天分みたいなものだ。

きちんと使ってそこでもらったものについては別の形で他の人に還元していこう、と改めて思った。

Piazza San PietroにあるSt.Peter's Basilicaの巨大柱。
(聖ピーター寺院? 日本語のガイドブックを持っていないので呼び方はてきとうです。中身は教会。
Basilica=古代ローマの建築様式の呼び方のひとつ)

ものすごく有名な観光スポットだが、普通にミサなどもやっている。

群青色の服を着た、白いベールの修道女の人たち。

St.Peter's Basilica の全貌。でかい。

教会の中をじっくりと見た後で外に出たら、すっかり晴れていた。

オベリスクがさっぱりとして見えるところが、天気の偉大なところだ。

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