水海道市花火大会 (2003年7月25日)

FF Gallery
今年は今までにないような諸々の用件が重なっているため、花火観覧も少なくなるかと観念していたが、遅出でも間に合う近場の花火大会を選んだことにより、結果的には例年よりもハイペースでの観覧となっている。 

そのようなことで、初観覧となった「水海道市花火大会」...
大会プログラムを見た時の第一印象は、デザインと構成がとても洗練されていると感じたのである。 知りたいことは分かり易く記載されており、反面余分な情報が入り込んでいない。 見る側には、すっきりした紙面からワクワクするような内容の文字と写真が次々と目に飛び込んでくる。
登場する煙火店と玉名からも、期待は
どんどん膨らんでいき、すべてを読み終わった時には、自分の中で大会イメージが作り上げられていた。
なんて素晴らしいプログラムだろう! 
このようなセンスを持ち合わせている大会事務局であれば、運営全般への配慮も細かく行き届いているに違いない。

予想通り、開始までに流していたBGMも、(一瞬、蛍の光が流れたのはご愛嬌として)なかなかスマートなものであったし、オープニング前の30秒間隔での打ち上げも気分を盛り上げる効果絶大で、これから始まろうとしている饗宴に向けて観客を次第に集中させていく。
心憎い程の演出である!
本番に移ってからは、新作コレクション、花火ミュージアム、花火の巨匠・スペシャルスターマイン、そしてメインとなるハナビリュージョン2003を核として、メッセージ花火と各種スターマインをバランス良く配置していた。 
開始1時間前から降りだした雨も、生憎最後まで降り続いていたが、なんともいえない満足感に終始浸ることが出来たのである。 

写真撮影の面では不自由なことばかりであったが、これを逃してなるものかという気迫でレリーズしているうちに、持っていったカートリッジ7本のすべて使用してしまい、あわてて新しいフィルムをカートリッジに装填し直したりする局面もあった。 
片手で傘とレリーズを、別の手にはクロスを持ち、数ショット毎にレンズの水滴を拭き取りながらの撮影となったが、その苦労をして余りある観覧であったことを実感した。

大会関係者への敬意と感謝の念と、夢を現実のものとして見させてもらった充足感を持ちながら帰路についたが、都内に近づくにつれて雨足は強まるばかり。
前日の足立花火の会場であった場所が、広大な水溜りと化していたのが首都高から確認できた。
何事もすべて良い方に考えることとしよう。 感謝!


カメラはMamiya645 ProTL、レンズは45mmを使用。