舞子後楽園スキー場雪まつり (2003年3月15日)
午後一番の用件を済ませてから15:30の出発となってしまった。
ただこの日は好天で、ゲレンデまでの道路には雪が無かったのが幸いし、18:00の現着とまずまず順調な出だしであった。
車を止めて、昨年のロケハンで良さそうに感じていた場所に向かったところ、圧雪されていなかったため足が深々と潜り、とても歩ける状態ではなかった。
身軽な状態でこの有様だったから、機材一式を担いで入り込んだら、蟻地獄よろしく一人でもがいていたかもしれない。
今回はお目当ての三尺玉をしっかりと撮るために大判カメラを持って臨んだのだったが、最初に予定していた場所がボツになったので、どうせならと三尺玉とスターマインの二股がかけられる場所を選ぶことにした。
この時点でも三尺玉の打ち上げ景色を優先したために、単発を撮影するには少々近すぎると分かっていたが、これはこれで納得ずくであった。
風が停滞気味だったために、煙の捌けもあまり良くはなかったが、打ち上げ方も速射でなかったため、鮮やかな色彩を間近で堪能することが出来た。 澄み切った空気のなかでは、至近距離で火花が細かく弾ける様と群声の音がダイレクトに伝わってきて、それなりに迫力は感じたのである。
観覧に来た人たちがお目当てにしていた三尺玉は、残念ながら夜空を明るく照らすことなく巣割れに終わってしまった。 現場を見てきた警備員の話によれば、頑丈な鉄製の筒が裂けてばらばらになっていたとのことであった。
公開するのはあまり気が進まないが、最下段はその瞬間だった。
帰路の車中ではこの日の撮影の段取りを反芻しながら、来年もまた大判カメラでチャレンジするという意志を固めたのであった。
使用カメラ・レンズは、TOYO-FIELD 45AU+Schneder APO-Symmar 135mmと、Mamiya645 Pro+55〜110mm。