犯人なんてどこにもいないんだと思う。 本当に、どこにも。 ここに残されたのは、ひとかけらの悪意と悲しみ。 それはきっと、だれか、ということなんてなくて、まさしく、みんな、と表現するのがよくはないか? と、すら思ってしまいそうな。 そんな中で、だれが犯人を探すのだろうか? それか、みんな自分の中の犯人を探しているのだろうか? 口実を探し回って、それで見つけた犯人。 きっと自分なんだろうね? 悲しいね。悲しいね。 中にはそれにすら気付かない人すらいそうだ。 ああ、そんな人たちは、また違うこたえを持っているのだろうか? 犯人を探せたのだろうか? じゃあ、教えてはくれないだろうか。 一つの答えを持ってしまった人間がおちいる袋小路。 見事にはまってしまったよ。 ここから逃げ出すのは、とっても骨が折れそうだ。 手を差し伸べてくれる人はいるのだろうか? 犯人の僕に。